大好きなカーリル・ギブラーンの詩。
 

あなたの子どもはあなたの子どもではない。
子どもは「生命」の渇望からの子どもである。
子どもはあなたを通って来る。
しかしあなたからではない。
子どもはあなたと共にある。
しかし子どもはあなたのものではない。

あなたは子どもに愛を与えることができる。
しかし考えを与えることはできない。
子どもは自分の考えをもっているのだから。

あなたは子どもの体を動かしてやれる。
しかし子どもの心は動かせない。

子どもは明日の家に生きている。
あなたはそれを訪ねることも、夢みることもできない。
あなたは子どもを好くようになれるであろう。
けれども子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな。
人生は後に退き昨日にとどまるものではないのだから。

あなたは弓である。
そしてあなたの子どもらは
生きた矢としてあなたの手から放たれる。

弓ひくあなたの手にこそ喜びあれと

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最後の数行・・・弓と矢のくだりのところが、とても好きです。
でもここ・・・弓を引く時期にたっぷり愛せていなかったり、ちょっと歪んだ形で引いていると、潔く放つことができないらしい。
で、いざ子供が旅立とうとする時、「お母さんを捨てるの〜⁉」という「魔女の呪い」をかけるのだとか。😱
 お、恐ろしい・・・💧 (でも、結構あるのかも?)

この話を聞いたのは大学生の頃だったけど、
「弓を放つ潔さを持つこと」
「魔女の呪いはかけるまい」
ということを心に決めたものです。(^_^;)

そのせいか・・・子供は天からの「授かりもの」と言うけれど、「預かりもの」だなぁと、長女が生まれた時に感じました。
11年を経た今、やっぱりあの時の感覚は正解だった気がします。
今日は 11 回目の娘の誕生日。
一緒にお祝いはできないけれど、東京から彼女の幸せを祈ります