盛岡の天然記念物・石割桜が満開です。
今年はシンシンを連れて行ってみました。
せっかく地元・盛岡が、ニューヨーク・タイムズ紙の『2023年に行くべき52カ所』の第2位に選ばれたのですから、盛岡の素敵なスポットをご紹介できたらな〜♫と思いまして。
(地元民が一番、『何故、盛岡が⁉』と疑問に思ってる感もありますが。(^_^;))
これから時々、盛岡のおすすめスポットをパンダのシンシンと共に巡り、写真をアップしていこうかと思います。
読んでくださる方が、ちょっとした旅気分を感じて頂けたら嬉しいです。
ちなみに石割桜とは・・・
盛岡市内のど真ん中・地方裁判所前にある桜の木です。
樹齢はなんと、360年以上!
特筆すべきは、周囲21メートルの『巨大な岩を割って』エドヒガンザクラが生えているところ。
大正12年(1923)には、国の天然記念物に指定されています。
余談ですが、私の大好きな浅田次郎さんの『壬生義士伝』にも登場します。
主人公の吉村が言っておりました。
「盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。
盛岡のこぶしは、北さ向いても咲ぐのす。
んだば、お主らもぬくぬくと春ば来るのを待つではねぞ。
南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。
盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ。
春に先駆け、世にも人にも先駆けて、
あっぱれな花こば咲かせてみろ!」
高校卒業後、初めて盛岡を出た年に読んだ『壬生義士伝』。
郷土愛をめちゃくちゃ駆り立てられました。