心の栄養

思いがけない再会

先日、私にちょっとしたミラクルが起こりました。

 

それは、息子の部活の練習試合でのこと。

少し遅れて会場に入ると、すでに他校の試合が始まっており、その学校の顧問らしき先生の熱烈な激励が聞こえてきました。

その声を聞いた瞬間、「ん?」と心に引っかかりました。

「この声・・・知ってる!!えっ?えっ?これってもしや・・・・。」

ドキドキしながら声の主をたどると・・・やっぱりーっっ!!

ハイ・・・私の中学時代の恩師でした。(*^^*)

(しかも現在の勤務先は、私が大好きなお寺さんのすぐ近く)

 

この先生の授業はとにかく面白くて、毎時間ワクワクしながら授業にのぞんでいました。

HRや学校生活の様々な場面で語られるお話も、心の琴線に触れるものが多くて。

めちゃくちゃ熱く、感情豊かな先生で、本当に大好きでした。

当時、部活内のいじめで精神的にキツかった私にとって、「先生の話が聞きたい!」というのが、学校へ行く唯一のモチベーションだったかもしれません。

 

あれから28年。

たまに当時を思い出すたび、「先生、今頃どうされているのかなぁ・・・。いつか、お会いしたいなぁ。」と思っていたんです。

そして先日・・・ついに会えた!!

もう、宇宙ってば、なんて粋な計らいをしてくれるんでしょう!(*^^*)

(そういえば数年前には、小学校の時に好きだった先生とも「娘の担任の先生として再会!」というミラクルがありました)

 

「どんなに荒唐無稽な願いでも、まずは宇宙にオーダーしとけ!もし、それを宇宙が『是』とするならば、必ずやベストなタイミングで、叶えてくれる!」

これが私の信条です。

『願いが叶うまでの道筋が、私の小さな頭では全く思い浮かばなくても・・・時が来たら、思いもよらない道筋で叶えられた!』・・・という体験を、これまで沢山させてもらいました。

実現のタイミングは宇宙まかせなので、タイムラグに多少やきもきすることもありますが。(^_^;)

私には、特別なものが視えたり聴こえたり・・・のような能力はほぼ皆無。

でも、宇宙に投げかけていた問いや願いの答えが、様々なかたちで降ってきてくれるのは、わかる!

それをキャッチする瞬間がたまらなく嬉しく、幸せを感じます。(*^^*)

映画「生きる」

昨日は娘と、映画『生きる』を観てきました。

黒澤明監督の名作のリメイクです。

私が尊敬している方からの熱いレビューを聞き、思い立ったのが昨日の朝。

その後、速攻で映画館へ。

 

詳細は割愛しますが・・・・最高でした!

映画館を出てからも、場面を思い出すたびにボロボロ泣けてくる映画は、今回が初めてです。

 

主役のビル・ナイさんがまた、素晴らしかった!!

紳士的だけれど無機質な表情の序盤、

優しい眼差しや、死を目前にしての逡巡をたたえた中盤、

強い志を秘めた終盤・・・

それぞれの表情に、胸を掴まれました。

『私はこの命を、何に燃やしていきたいのか?』

『私は生を、完全燃焼しながら生きられているのか?』

日々、そんな事をちょこちょこ考える私にとって、

『生きることなく、人生を終えたくない!』

そんな主人公の言葉が、切実に響いてきました。

 

ちなみにこの作品は、トルストイの著書が元になっているそうです。

トルストイ(ロシア)の著書に着想を得た黒澤さん(日本)が映画を作り、

それを南アフリカ出身の監督がイギリスで映画をリメイク・・・という、なんとも国際色豊かな流れがあります。

国境を越えてリレーのバトンのように繋がっていることが、なんだか感慨深いです。

それだけ、この映画の根底にある『人生の教え』が、時代や人種を越えて人の魂に響くということなのでしょうか。

たぶんこれから先も、折に触れてこの映画の場面や言葉たちが心に蘇るんじゃないかな・・と思います。

観に行って良かった!!

お茶を聴く会

今日は友人に誘ってもらい、焙茶工房しゃおしゃんさんの『お茶を聴く会』に参加してきました。

しゃおしゃんさんのことは、友人たちや店のお客様から頻繁に話を聞いていて、『いつか、しゃおしゃんさんのお茶を飲んでみたい!』と、ず〜っと思っていたんですよね。

 

いやはや、想像以上でした。

一煎目・・・まあるくてふくよかなお味に衝撃を受けました。

二煎目、三煎目、四煎目・・・と回を重ねるごとに、渋みが出たり、甘さが出たり、どんどんお味が変化していきます。

2種類目のお茶は、2008年収穫のお煎茶で・・・娘とほぼ同い年!

茶葉たちの過ごしてきた年月や、私達の身体に入ることでの『2度目の生』に思いを馳せながら、しみじみと頂きました。(漢方だって本来は、そういう『思い』と共に飲まなきゃなぁ・・・。)

 

ここ3週間ほど、

自分の顎関節症の痛みに翻弄されつつ、

子供たちのインフル対応やら

母の骨折やら

日々の仕事や家事にプラスして、イレギュラーなあれこれが多くて。(-_-;)

毎日を全力疾走で過ごしていたので、

『ふぅぅぅ〜。』

と、ようやく一呼吸つけたこのひとときが、本当に貴重で有り難かったです。

静寂の中、お茶を感じることだけに心を注ぐ時間と、凛と澄み切った空気感・・・本当に豊かなひとときでした。

それに触発されたのか、自分がこれから創っていきたい空間のイメージが、じわじわと湧いてきて♫

誘ってくれた友人にも、素敵なひとときを創り出して下さったしゃおしゃんさんにも、本当に感謝です。

今回、しゃおしゃんさんが出版された『The cup of・・・』、読むのが楽しみー!(*^^*)

 

岩手日報に掲載!

私がいつもお世話になっている石雲禅寺さんの尼僧さま・慈光さん。

お日様みたいな明るさと温かさが、大好きです♬

日々のご法話や、お寺の小冊子に書かれる文章がまた素晴らしく、いつも心にポーンと、様々な響きの波紋を投げかけられます。

 

その慈光さんが、昨年素晴らしいご本を執筆されました。

タイトルは、『うたかたの月の下で』。

お寺の30年の歩みに基づく小説です。

そして今朝、岩手日報にご本の記事が掲載!!!

バンザーイ!ヽ(=´▽`=)ノヽ(=´▽`=)ノ

 

教育に携わる方や、

子育て中のお父さん・お母さん、

自分の生きる道に迷っている方、等々・・・沢山の方に読んでほしい本です。

市内で買えるのは、さわや書店さんと東山堂さん、そしてKAN薬舗。

どうぞお手にとってご覧くださいね〜♬

 

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
ご縁を頂いた皆様、投稿を見て下さった皆様、昨年中は本当にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
写真は、年末の石雲禅寺さんでの餅つきの図。
子供たちと一緒に楽しませて頂きました。(*^^*)

 

厳しさと美しさ

昨日の盛岡は、20cm近い積雪。

参禅のため、早朝に家を出ようとすると、車が大福餅みたいになってるっ!(^_^;)

途中で車が埋もれませんようにと祈りつつ出発。

 

ところが、いざ道路に出てみると・・・アスファルトが透けて見えてる⁉

除雪車さまー❤

ありがたやー❤

お寺さんへの道中・約30分の間、4台くらいの除雪車と行き合いました。

除雪車のない時代は、どんなにか大変だったことでしょう。

 

見えないところで働いて下さっている方々から、いかに沢山の恩恵を受けていることか・・しみじみ感じました。

北国の冬は、いろんな意味で厳しいです。

同時に、思わず見惚れるような光景に出会えるのも、北国ならでは。

「厳しい世界は、美しい」

先日お会いした画家の先生が、岩手の自然について触れた際のお言葉です。

厳しさと美しさ・・・どちらも個々に感じていましたが、先生の言葉を聞いてから、少し見え方が変わりました。

まるで陰陽のように、一方があるがゆえの、もう片方なのだなと。

厳しさと感じる諸々も、美しさの所以であると思うと、甘受できる気がします。

 

 

猫カフェ(ΦωΦ)もりねこさんへ行ってきた!

昨日は男子たちを連れて、ねこカフェのもりねこさんへ行ってきました。

https://www.morineko.org/

こちらには、保護ネコ(ΦωΦ)たちがいっぱい!里親さんとのマッチングの場ともなっています。

 

正直、私も子供たちもネコが大好き!

でも借家だし、日中にネコちゃんが一匹で過ごす時間が長くなることを考えると、なかなか飼うというハードルは高くて。(-_-;)

猫カフェは、娘とは一度行ったことがあったんですが、息子たちは今回がお初です。

末っ子は特に、ずっと前から行きたがってたので、ワクワク♬((o(´∀`)o))

ネコさんたちに「遊んでもらった」感じでした。(笑)

 

それにしても、スタッフさんたちのプロ技にはビックリ!

あんなにワラワラといるネコたち(ΦωΦ)の、性質も餌の種類(それぞれ違う)も全部把握している〜!

ご飯の時にがっつくコ(←食べるのが早くて、他のコの分に手を出す)や、食べるのが遅いコ(←早いコにとられる)は、個々に大きなケージに入れてご飯。ケージに入るのが嫌なコは、外でのんびりご飯・・・。

ネコたちへの対応が、テキパキしてるけど優しくて、ネコたちだけでなくスタッフさんにも癒やされました。

きのこ狩り

今年もキノコ狩りに来られました。

先達は、山の達人。

私は今年で2年目です。

色とりどりの枯れ葉の絨毯に、山の香り。

キノコを見つけた時の、「キラーン!」な感じ・・・。

そうそう!この感じと、去年の初めてのワクワクを思い出しつつ、今回も身体いっぱいに山の空気を吸い込んできました。

めっちゃ、パワー充電!!                         

 

最後に採りたてのキノコを川の水で洗い、下茹でし、大根おろしとポン酢にて頂きました。

お・・・美味しすぎるっ!!

山の恵みに感謝です。

※ でも、クマには注意です。(* ̄(エ) ̄*)

 

県立美術館の銀杏

今朝は久々に県立美術館のお庭をお散歩しました。

キリッと澄んだ空気に、眩しいくらいの銀杏の黄色と、空の青。

(銀杏好きな私の、お気に入りスポットのひとつです。)

頭の中も心の中も、スッキリと洗われるようなひとときでした。(*^^*)

    

漢方相談ではよく、気滞(気の巡りが悪い)のお客様に、お散歩をオススメします。

でも、冬本番になると、道がツルッツルになる盛岡。

雪道というより、氷道になるんですよね。(-_-;)

足元にハラハラせずに歩けるのは、今のうち。

できるだけお散歩を楽しみたいものです。

幸せな再会

先日、とても幸せな再会がありました。

それは、愛媛の絵本作家・秋田緑さん。

緑さんと初めてお会いしたのは、松山に住んでいた頃でした。

(娘が生まれる前なので、おそらく15年くらい前かな?)

キラキラ輝いていて、美しくて、でもめっちゃフレンドリー♬

紡ぎ出す言葉や絵たちが優しく温かで、本当に憧れのお姉様でした。

その後、子育ての奮闘や岩手移住で、ここ十年程はすっかりご無沙汰していたのですが・・・土曜の夜にふと見たFBで、ナント!!緑さんの作品展が盛岡で開催中だと知りました。

『えっ⁉ この盛岡で緑さんに会える?しかも明日まで⁉』

そりゃあ、行くっきゃないでしょう!(*^^*)

 

盛岡城跡公園前のギャラリーに、緑さんのほっこり温かな作品たちが、素敵な空間を創り出していました。

以前と変わらぬ優しさ・温かさはそのままに、より深く・広く、世界観がパワーアップされているのを感じました。

緑さんは、相変わらずの美しさ!!(見た目年齢、軽く追い越しちゃった!(笑))

そして、出てくる言葉たちが沁み入る〜!

緑さんの言葉の奥には確信みたいなものを感じるので、お話してると心のベクトルがグーッと明るい方に向かい出すんですよね。

直に会ってお話するのは10年ぶりくらいなのに、空白の時間が吹っ飛んでしまったかのような感覚が嬉しくて。

『腹からの言葉』で会話のキャッチボールができるのが、本当に楽しかったです。

 

でもね、実はこの再会には、予告編があったのです。

それは、この夏のこと。

夫方の叔父が亡くなり、伯母から香典返しを頂いたのですが、包装を開いて真っ先に出てきたのは、なんと緑さんの言の葉カード!!

ご挨拶状の表紙が、緑さんの言の葉とイラストだったんです。(それがコチラ↓)

久々の旧友に会えたような、懐かしい嬉しさでいっぱいになりました。

ご挨拶状の言葉も、緑さんの言葉も、とても温もりが伝わってきて、なんて素敵なお返しだろうと思いました。

言の葉カードをじっと見ながら、

「緑さん、どうされているかなぁ・・・」

と思いを馳せていたら・・・ほどなくして会えちゃったーっ!!

思いが通じたのでしょうか⁉

もしくは、「もうすぐ会えるよ。」の予告編だった⁉

人とのご縁は本当に不思議で、そして面白いですね。(*^^*)

 

盛岡までいらして下さった緑さん、

この機会を作り出して下さった金崎さん、

本当にありがとうございました。