魚の骨とテッセン

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昨日の昼食時、魚の骨が喉に刺さってしまった娘。

一日様子をみたけれど、自然に取れる気配もなく・・・かなりストレスになっているようなので、今朝耳鼻咽喉科へ。

優しいおじいちゃん先生が、ものの3分で取ってくれました。(扁桃腺のあたりに刺さってたらしい)

あれこれ我慢するより、プロにお願いするのが早いな!と実感しました。

 

ちなみに写真は、日々お世話になっているお寺さんのテッセンの花。

植物を生かす名人・Kさんが手塩にかけて、毎年見事に咲かせておられます。

紫の色合いが、本当に好き!(*^^*)

 

で、なぜ魚の骨の話にテッセンかというと・・・中医薬の教科書に

【諸骨が喉に刺さった時に、煎じて飲むべし】

とあるのが、テッセンの根を使った生薬『威霊仙(イレイセン)』だから。

何故効くのか?は、教科書によってまちまちで、

『骨の軟化効果がある』

という記述と、

『咽喉部の筋肉を蠕動させて、刺さった小骨を抜く』

というものがあります。

 

いずれにせよ、

喉に魚の骨がささった時の威霊仙とか

しゃっくり対策の柿蒂(シテイ 柿のヘタ)とか、

日々の小さな『困った!』にも対応する生薬を発見してきた昔の人は、スゴイ!

 

追伸

『威霊仙』って、霊験あらたかそうな凄い名前。(笑)

『どやーっ!スゴイやろ?』な感が伝わってきません?

生薬のネーミングって、結構面白いのが多いんですよね〜。

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