オススメ本

僕は死なない。

昨年のクリスマスイブ、私にちょっとした奇跡が起こりました。

進行性でステージの高いがんのご相談を受けていた私は、漢方的にどんな方法があるのかを中医師の先生にご相談したり、『何か他にも方法はないものか?』と模索していたんです。

そんな時にピカッと頭に浮かんだのが、Sさんご夫婦。

奥様は20年前に脳腫瘍を患うも、今もイキイキと日々を満喫中。旦那様は気功をはじめ、あらゆる健康法の達人です。

『ぜひお二人に、ガンを生き延びるコツをお聞きしたい!』と思いました。

そして、「メッセージ、なんて送ろう?」と数日間考えていた矢先の、クリスマスイブ。

なんと、お二人がご来店下さったのです!私の『会いたい!』念が、天に通じたのでしょうか。なによりのクリスマスプレゼントでした。

早速お二人に質問をすると、色々なアドバイスを下さり、最後に1冊の本を紹介してくれました。

それがこの本、『僕は、死なない。』です。

 

50歳でステージ4の肺がんが発覚した著者。ほどなく、脳をはじめ全身に転移していることが判明します。絶望的な状況下で、様々な情報を集め、『ガンに良い』と言われる様々な方法を試していく中、ある神秘的な体験の後で奇跡的に身体が回復。ガンの発覚から1年経たずして、ほとんどのガンが消失してしまいます。

本の副題は、『全身末期がんから生還してわかった、人生に奇跡を起こすサレンダーの法則』。

この本には、寿命のかぎり「生」を充実させて生きていく秘密が詰まっています。

ご病気をお持ちの方も、そうでない方も、ぜひご一読をおすすめします。

ご来店の際は、ぜひお手にとってご覧下さいね。

胚培養士ミズイロ

先日、久々に買った漫画本、『胚培養士ミズイロ』。

(漫画は大好きですが、基本的にはいつもレンタルです。(^_^;))

胚培養士さんが主役というのが新鮮で

不妊治療の現場を少しでも知りたいなぁと思い、購入しました。

 

夫婦5、6組にひと組が不妊治療を受けていて、

14人に1人が体外受精で生まれているという、今の日本。

胚培養士さんというのは、不妊治療の現場で、精子と卵子を受精させるお仕事です。

お仕事内容は想像していたものの、絵で見ると

『へぇぇ!そうなのか!』

と新鮮な発見が沢山!!!

各話に出てくる夫婦ごとにドラマがあって、そこに真摯に向き合う主人公の姿に、時折ウルッとさせられました。

胚培養士さんたちのお仕事場って、何となく無機質なイメージだったんですが、そこに温度感が加わった気がします。(*^^*)

(絵もとっても綺麗♬)

 

漢方と不妊治療って、とても相性が良いと言われています。

質の良い卵を作ったり、

子宮内膜(受精卵のベット)をふかふかにしたり、

妊活で生じるストレスを軽減したり・・・。

ベースとなる養生法(食や睡眠、etc・・)の知恵も、体質改善に大きく役立ちます。

だから漢方に望みを託してご来店下さる方々がいるわけで、

そんな方々のお役に少しでも立てるよう、勉強し続けていかねばなぁと、しみじみ思います。